「1度は砂漠で星空を見たい」 そんな単純な理由で初めてサハラに訪れたのは2018年10月のこと。
モロッコの旅で1番楽しみにしていたサハラに着き 初めての体験に期待とワクワクの気持ちでラクダにまたがり、砂の世界に入っていきました。
どこを見ても広がる星空を目の当たりにして、まるで地球にへばりついている自分と、宇宙の存在しかない感覚は、文字でどう表現していいものか、わからないくらいの感動体験でした。
砂漠に星空を見に行く
in Morocco
砂の上に横たわって星を眺めていると、
「私生きているんだ！！」
そんな実感と共に、不思議と心の底からエネルギーが湧き上がってきました。
それは単なる景色への感動だけでなく、自分自身、そして自分の人生を心から承認できたような感覚。
そして、自分の生への感謝が気持ちが溢れてきました。 砂漠に沈む夕陽、満天の星空、そして再び砂漠から昇る朝日。
サハラには、自分自身の存在を包み込むような包容力と、体の細胞まで働きかけてくるような不思議なエネルギーがあります。
砂と空しかない、一見何も無いその空間では 圧倒的に「ある」ことを教えてくれる場所。
そんなサハラにリトリートツアーという形で人を招く「砂漠に星空を見に行くin Morocco」を開催いたします。
なぜ砂漠でリトリート？
砂と空しかない空間で自分が空っぽになれる
リトリートとは、慌ただしい日常から離れ、心身ともに整え直すこと。
サハラは自分自身が空っぽになるのに最適な場所です。
日常から離れた異国の壮大な砂漠に身を委ねるイメージをしてみてください。
人工的なものは一切なく、見渡す限り砂と空しかない一見なにもない空間に、ただ自分がいる。
圧倒的な自分の存在感、この地球に生きているという実感、 そして日々の中で積み重なった余計なものが抜けていく感覚を覚えるはずです。
空っぽになれるからこそ、 「自分の人生どうしていこうか」「本当はどう生きたいか」「どんな風に自分の命を使うのか」
など、自分を見つめ直す機会になります。
参加者同士との対話で自分自身の原点に気づく
リトリートの大きな醍醐味のひとつに、「対話」があります。 対話とは、互いに自分の内側にある本音を場に出すことです。
自分と深く内省した後に、参加者同士で対話することで、 自分自身の原点に気づいたり、他の参加者の話からもヒントが得られたりします。
立場や考え方がそれぞれ異なる人たちが日常の肩書きや役割を介さずに集まり、 対等な立場で語らう機会はとても豊かなものです。
それぞれの通ってきた人生がここで交わり、ここからまたそれぞれの人生が始まっていく、 そこで起きる体験は一生忘れることのできない特別な体験になります。
Feature通常の観光ツアーとの違い
| 通常のツアー | リトリートツアー |
| 主な観光地を周って観光する レジャー目的 | 現地の土地や自然をじっくり感じる 内観目的 |
| 目新しいものや異文化に触れて 外に意識が向く | 日常での外界とのコミュニケーションを経ち 自然に身を委ね、 いま、ここの自分の内側の意識に集中する |
| 限られた時間の中で ある程度決まった体験を楽しむ | ゆったりと流れる時間の中で過ごし その場で起きることを大切にする |
| 観光中の感動は大きいが 時間が経つにつれて少しずつ色褪せていく | 深く感じたことを、それぞれが分かち合い、 体感覚として残り、その後の生き方や人生の角度に影響を与え続ける |
| 特定の人と 現地での体験を楽しむ | 立場や年齢、異業種や役割の全く異なる参加者同士との 新たな出会いがある |
Tour旅の旅程
日時：2023年11月9日（木）〜11月13日（月）5日間
参加人数：先着8名 ※最少催行人数 3名
■DAY1：マラケシュにて集合
Welcome to Morocco!マラケシュにて顔合わせ。夜はマラケシュのリアドに宿泊します。
（マラケシュ泊）
■DAY2：マラケシュ→サハラ
朝食後、マラケシュからサハラに向います。 サハラに到着後、夕日を鑑賞。
その後、砂漠星空体験＆対話 一人で内省するソロタイム・参加者同士で対話するシェアリングタイム
（砂漠キャンプ泊 ラグジュアリータイプ※テント内にシャワー・トイレ付き）
■DAY3：サハラ
朝は早く起きて朝日を鑑賞します。 ※任意ですがオススメです！
終日砂漠でリトリート体験 （同キャンプ泊 ※写真はイメージです。）
■DAY4：サハラ→ワルザザート
午前中にワルザザートに向けて出発 世界遺産のアイットベンハッドゥに訪れます。
（ワルザザート泊）
■DAY5：ワルザザート→マラケシュ
午前中：統合の対話 その後マラケシュに向けて出発 マラケシュには夕方頃到着予定、コンプリーション
MAP
集合場所：マラケシュ
※カサブランカ ムハンマド国際空港よりマラケシュまでは電車で3時間程
※リトリートツアーの前後に、「他の街の観光をしてから合流したい」「ここに行きたい」「こんな体験してみたい」など、現地のツアーのプランニングも可能です！
Priceモロッコ・リトリート費用
24万8000円
（10歳以下のお子様とご一緒の場合、お子様料金が適用されますので、お問い合わせください。）
含まれているもの
・モロッコ4泊5日分の宿泊費 ※基本、相部屋になります。
・全食費
・４WD車チャーター
・ドライバー兼ガイド
・通訳（Ayana）
・ラクダツアー
・リトリート・プログラム費用
含まれていないもの
・フライトチケット（2023年現在：往復約20万円前後）
・ツアー中の飲料水など上記に含まれていないもの全て
モロッコへの行き方はこちらを参照ください
モロッコへ行ってみたい！ でも、どこにモロッコがあるの？日本からモロッコへの行き方は？ アジアに位置...
※出入国の制限特に無し。最新情報は在モロッコ日本国大使館のHPをご覧ください。
スタッフの紹介
Ayana
モロッコの案内人
年に１度の海外旅行を楽しみしていた2018年の秋、旅先に選んだモロッコに行ったこときっかけで 大学時代に最も興味をもったイスラーム文化への好奇心が再燃。
帰国後にアラビア語を学び始めると、人生が思わぬ方向へ。
アラビア語の勉強中にモロッコの人々と交流する中、旅では知り得なかったモロッコの魅力、 現地の人のあり方・生き方から多くのことを学び、その魅力を伝えるべく、様々な形でモロッコの魅力を発信するように。
現在は、モロッコ⇄日本を行き来する生活を楽しみながら、現地旅行会社を運営するモロッコ人パートナーと共に、現地ツアーの手配、日本人向けのオリジナルツアーの企画を行っている。
Ayana
あまりの感動と強烈な残像を残した「サハラでの体験」は 今でも忘れることなく鮮明です。ぜひ多くの人に味わってもらいたい…！素敵なご縁と環境に運ばれてこうして形となったことが嬉しくワクワクの気持ちでいっぱいです。同時に、モロッコに人を招くという形で旅行者の方と一緒にモロッコを周るのは私にとっても特別な体験です。モロッコのことならぜひ任せてください！どんな旅になるのか、それぞれの人生の交差点で何を感じるのか、とても楽しみにしています！
阿部文彦
Creator／Coach／Guide
1975年生まれ。海越しに富士山の見える葉山町に移住して10年目。 2007年から「CreativeUnit YUKAFUMI」共同経営者
2011年から「株式会社森へ」の創業メンバーとして活動。 また個人でも各離島、石垣島／波照間島／八丈島／青ヶ島…でリトリートを開催し、 これまで計50回以上のリトリートを実施している。
海外経験は、ベトナムでのファシリテーション、エクアドル／アマゾン先住民を尋ねるエコツアー イギリス／フィンドホーン・トットネス、ハワイ島／リトリートなど。
Fumi
「生命があふれる森」その対極にある「砂漠」で何を感じるか？30歳を過ぎるころまで、まったくアウトドアをしなかった僕は、登山家さんやコーチとの運命的な出会いを経て、森という場所でリトリートを提供するお役目を担うようになりました。 普段、ご縁を頂いている森と、ある種の対極にあるのが砂漠です。極限までシンプルになった砂漠。 そこで観る星空から何を受け取るのか？「自分の意思と大いなる意思が交わったとき、はじめて旅を経験することができる」これはエクアドルの先住民から学んだことの１つです。 今回集うのは間違いなく「呼ばれた人たち」だと思っていて。どんな体験をお互いから創造していくのか？今からとても楽しみにしています。
宮﨑由紀
食養生、対話、心と身体を整える人。
食をベースとしたデトックスファスティングプログラム、発酵、美味しいご飯会、対話、イベントオーガナイズ、 ベビーシッターなど活動は多岐にわたる。Nestoで朝陽軸、月曜断食のリズムホストも担当。
Yuki
砂漠は自身にとっても今回がはじめての体験。 空や海、森、温泉など自然は大好きですが、砂と空だけの空間に身を置くことに今からわくわくしてます。太陽や月をダイレクトに感じ、星と対話する。 地球と自分を感じる時間。ご一緒する皆さんとどんな体験になるのか今から楽しみです。
お申し込みまでの流れ
STEP1：オンライン説明会・個別相談 ※希望者のみ
STEP2：仮申し込み 参加希望の方は下記のフォームより仮申し込みしていただきます。
STEP3：催行可否決定 仮申し込みしてくださった方に個別にご連絡いたします。
STEP4：本申し込み 本申し込みと共にツアー代金をいただきます。
STEP5：参加者同士の顔合わせ オンライン通話ツールを使って、 参加者同士の顔合わせと事前準備に関する説明会を行います。
オンライン体験説明会
| 1回目 | 未定 |
| 2回目 | 未定 |
Message最後に
はじめてモロッコへ行って帰国した後、 まさか自分が再びモロッコへ行くことになるなんて 思ってもいませんでした。
ひょんなことからモロッコの人々との交流が深まり まったく違う異国の価値観や日常に生きる人の 何気ない言葉や考え方に触れ、自分の人生が大きく変わっていきました。
後から振り返ってみると、その時はちょうど自分の人生と本気で向き合い始めたタイミングで、 そんなタイミングが重なっていたことも大きく影響して 人生にパラダイムシフトが起こっていったのだと感じています。
すべてはタイミング。
何らかのご縁でここに辿り着いてくださった人 砂漠や星空、モロッコというキーワードに心の針が触れた人 1度本気で立ち止まり、自分の人生を見つめなおしてみたい人
このタイミングをぜひ大切にしてほしいというのが 主催者一同の共通の想いでもあります。
リトリートは主催者・参加者という立場でなく 一緒に場をつくるもの。
なにかピンときた方、ご縁のある人たちと 砂漠での体験を味わい、共に分かち合えるのを楽しみにしています。
