旅の楽しみと言えばやっぱりグルメ!
モロッコにも美味しい食がたくさんあります。どんなに美しい景色を見ようとも、どんなに素敵な体験をしようとも、「ごはんが美味しくなければションボリしてしまう・・」という食いしん坊さんのため捧ぐ!モロッコ料理や食について改めてご紹介します。
この記事では、モロッコに行ったら絶対に食べて欲しい名物料理から、お土産の参考に嬉しい名物産、実はニッチなモロッコ名物まで、現地に深く関わっているからこそ知った、なるほど〜な情報も併せて完全ガイドとしてお伝えしていきます。
モロッコの名物料理をジャンルごとにまとめた内容となっています!ぜひ最後まで見てもらえたら嬉しいです。
モロッコ名物料理【ごはん編】
モロッコ名物料理【ドリンク編】
モロッコ名物料理【スイーツ・パン編】
目次
モロッコ名物料理【ごはん編】
モロッコ王道の名物料理!タジン
モロッコを知らない人でも、「タジン鍋」なら知ってる!なんて人も多いのではないでしょうか。タジンは、テラコッタ色のクレイからできた鍋のことで、この鍋に野菜やお肉などの具材を入れ、円錐形の蓋をかぶせてゆっくりコトコト煮込んで調理します。
中身は野菜・肉・海鮮など、バリエーションが豊かで、味付けは塩とスパイスのみ。食材のうまみを活かして作られるため、見た目よりもさっぱりしていてヘルシーなんです!
食材のうまみを逃さない仕組みとなっているこの鍋は、水が貴重な砂漠の民、アマジーグ(ベルベル)が生み出したと言われています。モロッコでは古くから愛されている伝統的な料理なのでマストです!
モロッコに来たらはずせない!クスクス
もう1つ王道と言っても過言ではないモロッコの名物料理は、クスクスです。クスクスはデュラム小麦から作られていて、世界最小パスタとも言われているんですよ。
日本でもおしゃれなランチなんかに、サラダとして入っていることが多いですが、本場のモロッコではクスクスは主食なんです!これもタジンと同様、塩とスパイスでじっくり煮込まれた野菜とお肉を、たっぷりクスクスにかけて食べます。
私も金曜日に、家庭のクスクスをいただきましたが、ほんっとうに止まらなくなる美味しさです!
イスラム教を信仰してるモロッコでは、礼拝日である金曜日に、家族揃って食べる習慣があり、可能であればホームメイドのクスクスを食べてみることをオススメしますが、レストランでも気軽に食べることができますよ。
マラケシュの名物料理と言えば!タンジーヤ
「タジン」と間違えやすい「タンジーヤ」という、マラケシュの名物料理をご存知ですか?タンジーヤは、壺にお肉とにんにく、調味料などを入れて煮込まれた料理のことで、その調理方法がユニークなんです。
というのも、壺はメディナのハマム(公共浴場)の水を加熱するための共同炉オーブンにて持ってかれ、その蒸気で調理されるというもの。低温でじっくりと調理されたお肉は、ほろっほろで味がしみてとっても美味しいです!
マラケシュでは多くのレストランでも提供されておりますので、見つけやすいでしょう!発酵させた古いバターやレモンを入れて調理されるため、今までに食べたことない深みのある味を楽しむことができます。
現地の人に愛される国民食!ハリラ
モロッコにきたらぜひとも試してほしいのが、「ハリラ」です!ハリラとは、モロッコやお隣のアルジェリアで生まれたとされる伝統的な北アフリカのスープ。
日本でいう味噌汁的な存在であり、トマトベースの味が基本ですが、具材や味は家庭や作る人によって違うのが特徴です。
モロッコでは、レンズ豆やヒヨコ豆、玉ねぎ・セロリ・ショートパスタなどが入っていて、レモンを絞って食べるのが現地流。
夕方になると、ハリラの屋台がで始めるのですが、ローカルなお店ほど美味しいハリラに出会える確率が高いです!また、イスラム教徒が大切にしているラマダンの時期には、断食明けのイフタールにこのハリラがよく飲まれます。
優しい味♪ビサラ(そら豆のスープ)
「ビサラスープ」は、モロッコのマラケシュなどの地域で親しまれている伝統的なスープです。このスープは、乾燥のそら豆を主原料として、クミン、ニンニク、パプリカなどのスパイスと一緒に調理されます。
スープには、オリーブオイル、玉ねぎ、ドライミントなどの具材も加えることがあります。なんとも優しい味!
ビサラは、パンと一緒に熱々で供され、モロッコでは朝食によく食べられます。マラケシュの朝に街に繰り出してみると、いたるところにビサラを提供する屋台を発見できます!
一風変わった名物料理!?パスティラ
モロッコの旅行者が逃してしまいがちなのが、一風変わった「バスティラ」です。バスティラは、シナモンと粉砂糖、飴色に炒めた玉ねぎとアーモンドを使って調理した、モロッコのチキンパイです。
この料理は、アンダルス地方(スペイン)から持ち込まれた料理とも言われており、伝統的な作り方には「ハトの肉」が使われるそうですが、モロッコでは鶏肉や魚を使うのが一般的です。
一見、おやつかな?と思うような見た目ですが、れっきとしたメイン料理なんですよ。チキンとアーモンドのコントラストが美味しく、シナモンの風味がこれまたアクセントになっていて美味しいです!
モロッコの春巻き!ブリワット
モロッコにもあるんですよ。そう!春巻きが!モロッコの春巻きは、「ブリワット」と呼ばれ、さまざまな種類がありますが、基本的には同じです。フィロと呼ばれる春巻きの皮に具材を包み、カリカリになるまで揚げます。
アーモンドペーストを詰め、蜂蜜でコーティングした伝統的なモロッコ菓子のタイプもあれば、スパイスで味付けしたひき肉を包んで揚げたタイプもあります。いずれも特徴は、三角の形をしていること!
モロッコでは屋台やローカルなカフェで食べられますので、ぜひ見かけたら試してみてくださいね!
履き物の方じゃない!バブーシュ
モロッコでは、バブーシュと言えば、あの可愛いスリッパが思い浮かばれますが、実はエスカルゴ(カタツムリ)の伝統的な料理の一つも「バブーシュ」といい、地方によって様々な調理法が存在するんです!
フェズ地方では、エスカルゴをトマトとニンニクを加えたスープで煮込んだ「バベッシュ」という料理が有名ですが、マラケシュ地方では、エスカルゴをトマトソースで煮込んだ「エスカルゴ・メッシュイ」が一般的です。
また、このバブーシュはモロッコの伝統的な民間薬としても用いられており、風邪や発熱などに効果があるとされています。
バブーシュは、一般的に市場や路地裏の屋台で販売されています!殻ごと調理され、ピリッと辛いスパイスやニンニク、オリーブオイルなどで味付けされます。食べる際には、爪楊枝で殻から取り出して、スープやソースにつけて食べるのが一般的です!
ラム丸ごと!?Meshwi(メショウイ)
Meshwi(メショウイ)は、マグレブ料理のバーベキューで丸ごと羊または子羊を串焼きにしたものです。一見シンプルな料理ですが、これがとんでもなく美味しい!
そして、秘密はテカテカのホブズ。実はこれ、ラムの脂を染み込ませたホブズで、これがまたなんとも癖になるのです!
↑左上のテカッているのが、油を染み込ませたホブズです!
料理名はアラビア語の( 焼く、焙煎する) に由来していて、アルジェリアなど、モロッコに限らず北アフリカで非常に人気がある調理法です!
知る人ぞ知る!リサニのベルベルピッツァ
料理編の最後にご紹介するのが、モロッコの南部、サハラの地方にあるベルベルピザです。サハラがあるメルズーガにして食べることもできますが、サハラの手前にあるリサニという小さな街が発祥だと言われています。
メルズーガには多くの人が訪れるのですが、このリサニという街は通り過ぎることが多いので、知らない人も多いですが、ローカルマーケットなども開かれていて実は穴場です。リサニは発祥ともありよりローカルなお店があります!
ピザというと、アメリカンなピザを思い浮かべるかもしれませんが、ベルベルスタイルのピザは、具材が中に入っていること!そして、このピザの特徴はなんといっても、この大きさ!
これでスモールサイズなので、ビッグはさらに大きいのですよ。笑 中にはお肉・玉ねぎ・スパイスが入っていて、とってもシンプルなのに、満足度が高い!というのも、生地が香ばしくてとっても美味しいのです。
発祥はリサニですが、エルフードとメルズーガの間の多くの村でも見つけることができますよ!
モロッコ名物!【スイーツ・パン編】
ストリートフード定番?ホブズサンドイッチ
「ホブズ・サンドイッチ」とは、モロッコのストリートフードの定番メニューで、その名のままサンドイッチ!
中身には、野菜、チーズ、タジンの残り物、などが使われます。特に、タジンの残り物を使った「タジン・サンドイッチ」は、タジンの味がそのまま楽しめるため、モロッコでよく食べられています。また、屋台では卵、チキン、スパイスなどを使った具材を挟んだ「エッグ・サンドイッチ」や「チキン・サンドイッチ」が一般的です。
ホブズ・サンドイッチは、路上や屋台で手軽に買えるため、朝食やランチに人気があります!
南モロッコの家庭ならでは!「ホブズ・シャハマ」
私がこよなく愛するモロッコのパンは、この「ホブズ・シャハマ」!生地はシンプルなホブズと同じなのですが、中に野菜やスパイスをたっぷり入れて薄く大きく伸ばして作るのが特徴です。
朝ごはんに出てくるものなら、大きくても数枚食べれしまうことも・・。
南モロッコの家庭でよく作られていて、レストランなどの飲食店では残念ながら見かけたことはありません・・!グルメな方はぜひぜひ家庭でいただいてみてください。
サンドイッチにもオススメ!バットボット
モロッコでお馴染みの「ホブズ」は定番のシンプルなパンですが、実際に家庭で作られているモロッコのパンには、いろいろな種類があるんですね。
バットボットはその中の1つで、簡単な朝食やランチによく使われる、モロッコのピタパンといったところでしょうか。通常のホブズに比べて、少しモチモチしているのが特徴でおやつにもぴったり!
カフェによっては、オリーブオイル、ヒッタヒタで出てくるところも。笑
オーブンを使わず、コンロと鉄板で焼かれるのが特徴かつ、小麦粉とセモリナ粉が混ざっている場合が多く、歯応えのあるパンとなっています。
まるでコーンブレッド!?ハルシャ
続いて紹介するのは、ハルシャ!こちらもモロッコのパン類の1つですが、パンというよりは、おやつに近くモロッシモリナ粉、バター、砂糖、牛乳を混ぜて作られます。
もろくコーンブレッドのような食感がクセになる!チーズを塗って、はちみつをかけて食べるととっても美味しい!
なかなか日本にはあまりない新しい触感なので、是非とも試してみてほしいです。
モロッカンクレープ!ムサンメン
夕方になると、現地の女性が鉄板の上でなにやらクレープのようなものを焼き始める姿を目にします。これがムサンメン。
私の大好物でもあるムサンメンは、揚げパンのようなクレープ生地が香ばしくてとっても美味しいです。特に嬉しいのは、甘いバージョンと、しょっぱいバージョンと2タイプで食べられること。
前者はハチミツやチーズ、後者はスパイスで味付けした玉ねぎや卵が入っています。夕方に小腹が空いたら、ローカルカフェでぜひハリラと一緒に食べてみてくださいね。
モロッコのパンについてはこちらの記事もオススメです!
モロッカンドーナッツ!スフェンジ
Sfenj(スフェンジ)は、パンのねり粉から作られた、現地の人に大人気のドーナツのようなフリッターです。外側がサクサクで、中がふんわりとしているのが特徴で、シンプルなものからやシュガーがまぶしてあるタイプがあります。
スフェンジは、モロッコの屋台やパン屋などで手軽に買うことができます。アッツアツのスフェンジにシュガーをまぶしたタイプは特に美味しく、見つけたら必ず買ってしまいます!
1DH〜3DH(13円〜25円)ほどで買えるので、とってもお手頃に食べられるんですよ。
砂漠の民の知恵!ホブザ・マトゥフーナ!
「ホブザ・マトゥフーナ」とは、モロッコの砂漠地帯で伝統的に作られているパンの一種です。材料はモロッコの通常のホブズと変わりありませんが、その焼き方に特徴があります。というのも、なんと砂の中で焼くのです!
砂は、あらかじめ強火で加熱されていて、パン生地を包み込むことで熱が均等に伝わるため、パンが素早く焼き上がります。パンが焼きあがったら、砂を払い落とし表面をブラシでこすり、砂やゴミを取り除きます。
外側がカリッとしており、内側は柔らかいのが特徴です。また、砂漠地帯での生活では、持ち運びが簡単で、長期保存が可能であるホブザ・マトゥフーナが重宝されてきたのだとか。
サハラ地区に住むアマジーグ(ベルベル)の、伝統的なパンの焼き方。オーブンなんぞ無くても、こうして砂漠の民はパンを焼き、食べていたのだろう。現在でもこうして食べている家族もいるんですよ!
モロッコの伝統菓子、ゴリーバ!
Ghoriba(ゴリーバ)は、モロッコスタイルのクッキーのことです。クッキーといえど、サクッとした食感のものとは違い、もろく、砂のような質感があるのが特徴。
アーモンドとトーストしたゴマが入っていることが多く、香ばしい!
現地の人の中には、コーヒーやティーに浸して食べる人も多いです。旅路の途中で見つけたら、ぜひ試してみてくださいね。
素朴なビスコッティ!フェッカス
Fekkas(フェッカス)とは、2度焼きするモロッカンスタイルのビスコッティです。さまざまな形やサイズがあるほか、 使うスパイスも人それぞれ。通常はアーモンドやレーズンなどを練り込んで焼くのが一般的です。
2度焼くということもあり、触感は固め!カリカリの食感が美味しい、現地の人にも愛されるおやつです。
長期保存ができるので、お土産としても人気があります。日本に持ち帰っておやつタイムにモロッコを思い出しながら食べるのもオススメです♪
蛇の形が斬新!ムハンシャ
M’hanncha(ムハンシャ)は、ヘビのような形をした伝統的なモロッコのスイーツ。アーモンド、砂糖、シナモン、バター、オレンジフラワーウォーターなどで作られたアーモンドペーストが詰められているのが特徴です。
通常デザートやスイートスナックとして提供され、ミントティーなどの飲み物と一緒に楽しまれます。結婚式や宗教的な祝賀行事などの特別な場で人気のある料理であり、ラマダン中にもよく食べられます。
形がユニークな伝統菓子!チェバキア
モロッコのラマダン時などに、スープと一緒に定番で食べられるチェバキア。チュバキアは、揚げた後、蜂蜜に浸しゴマをまぶしたフレーバークッキーで、バラのようにな形がとってもユニーク。
なぜラマダン時に食べられることが多いのかといえば、それは栄養価が高いことが主な理由なんだそう。
アーモンドやゴマ、ヒマワリオイルなどが入っているからでしょうか…!
とはいえ、最後に、砂糖水やはちみつなどの甘いシロップにたっぷり浸して仕上げるので、結構あまいです!笑
ラマダン時でなくても、夕方頃にオープンするハリラの屋台では、ハリラと一緒にこのチュバキアを楽しむことができます。
1度食べたら止まらない!アムロウ
スイーツ・パン編で最後にご紹介するのは、アムロウです。アムロウは、アーモンドペーストのジャムのようなもので、アルガンオイル・アーモンドを主として作られます。
そのため、少々値段は高めですが、すっごく美味しいんですよ!身体にもよい!
通常は、ジャーで売られているので、その量によって値段が違いますが、60DH〜80DH(780円〜1000円)前後で購入することができます。さまざまなパンにつけて食べられるので、自炊する人やお土産にオススメ!
モロッカンスタイル!オレンジサラダ
モロッコのオレンジサラダは、モロッコ料理の中でも人気の高いサラダの一つです。皮を剥いて、薄いスライスに切られて提供されます。
モロッコのフレッシュなオレンジの甘みと酸味が爽やかな味わいと、シナモンを振りかけるのが特徴的!また、オレンジの代わりにグレープフルーツを使ったり、アーモンドやくるみ、レーズンなどのドライフルーツを加えたり、オリーブを入れたりすることもあります。
サラダといっても、前菜や副菜として、またはデザートとして食べられることが多いです!
モロッコ名物!【ドリンク編】
続きまして、ドリンク編にいってみましょう!
コスパ抜群のフレッシュジュース
多くの人が訪れる、国内最大級の市場であるジャマエルフナでもお馴染みの、フレッシュジュース。モロッコの名物といっても過言ではないほど、多くの街の路上で気軽に味わえるフレッシュジュースは、ぜひとも味わってみてほしいです。
まずは試してほしいのが、オレンジジュース。その場で飲む場合は、4DH(約50円)ほどでとっても美味しいオレンジジュースが楽しめます。
私は今までジュース系があまり好きでなかったのですが、モロッコでジュースがすごく好きになりました!
特にオレンジジュースが目立ちますが、モロッコ通が飲むのは「アボカドジュース」。現地の人も自宅のジューサーを使ってアボカドジュースをつくるほど、ポピュラーです。
クリーミーでほんのり甘いアボカドジュースは、疲れた体も癒してくれますよ!他のフルーツとミックスされたものなど、バリエーションもあります!
体に染みる!スパイスドリンク
スパイス大国であるモロッコならではの、名物「スパイスドリンク」。主にマラケシュのジャマエルフナや、ローカルマーケットの路上で見つけることができます。
色はなんだかジュースの用ですが、飲むとびっくり!かなりのスパイシーな味が楽しめます。数十種類のスパイスが入っており、もはや一言では表せないテイストです。
味は飲んでからのお楽しみということで・・見つけたらぜひ!ぜひ!試してみてください!
新感覚!スパイスコーヒー
私がモロッコから日本に帰るときに必ず買ってしまう品がこれ!スパイスコーヒーです!
このモロッコのスパイスコーヒーには、通常、カルダモン、シナモン、クローブ、ジンジャー、そして時には黒コショウなどのスパイスが使われます。これらのスパイスを一緒に挽いて、コーヒー豆と一緒に淹れることで、豊かで香り高い味わいが生まれます。
また、スパイスコーヒーには、砂糖を加えることが一般的で、生姜やシナモンなどを加えて味を調整することもあります。
このスパイスコーヒーは、通常カフェなどで飲まれず、家庭で飲まれるスタイルです。スパイスショップにて、購入することができますよ!
暑い日には最高!カサブランカビール
イスラム教を信仰しているモロッコですが、実は国産のビールがあるのです!ちなみに、ポピュラーなのは、「ストーク」や「スペシャリテ」と呼ばれるビールですが、名物品をご紹介したく1番おすすめなのが、「カサブランカビール」です!
「カサブランカビール」は、モロッコのビールブランドの1つで、1897年に設立されたブラッサリー・デュ・マロック(Brasserie du Maroc)によって生産されています。
このビールは、麦芽、ホップ、酵母、そして水を原料として使用し、キリスト教徒が多数派であるカサブランカ市を中心に広く親しまれています。さらにカサブランカビールは、軽い口当たりとさわやかな味わいが特徴で、モロッコ国内だけでなく、国外でも広く知られています。
他のモロッコのビールと比べると、プレミアム感があり、とてもフルーティーな味わいなのが特徴。お土産にも数本買って日本で楽しむのもありですね♪
絶品ワイン!モロッコ産メクネスワイン
もう1つお酒でご紹介したいのが、ワイン!そう、実はモロッコではワインも作られているのです。
特にメクネスワインは、数カ所のワイナリーがあるほど有名で、とっても美味しい!標高が高く涼しい気候条件が整っているため、ワインの品質が高いとされています。
メクネスワインは、フランスなどのヨーロッパ諸国のワイン生産に大きな影響を与えたシラー種が栽培されており、また、カルメネール、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、グルナッシュなどの品種も栽培されています。
メクネスワインは、豊かな果実味とスパイスの香りが特徴で、赤ワイン、白ワイン、ロゼワインの種類があります。イスラムを国教としているモロッコであるため、アルコール度数が低く抑えられているのだのか、いないのだとか・・そのためか、葡萄が濃く感じられる印象です。
個人的な感想は、ワイン独特のツンとした風味がなく、ブドウを思いっきり感じられるので、ワインが苦手な人でも飲みやすいのではと個人的には思っています。
私の父はワインが苦手なのですが、モロッコワインだけは飲めるようで、毎回お土産に買って帰ります!笑
モロッコ名物料理を堪能して、モロッコを楽しもう!
さてさて、たくさんのモロッコ名物をご紹介してきました。聞いたことがあるものから、全く知らないものもあったのではないでしょうか?
なんていってもモロッコ料理は、一度食べたらまた食べたくなる魅力があります!
観光客用のレストランやお土産屋さんもいいのですが、旅ではローカルな場所での、ふとした食との出会いを楽しむのも、オススメですよ。
気になったものがあれば、ぜひモロッコの旅で探してみてくださいね!
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